アカデミックディベートから即興ディベートに華麗なる転身した理由

アクの強い記事で申し訳ございません。即興ディベートワークショップを開催すると、必ずディベート参加者様から、「木村さんはリサーチ有のディベートはやらないんですか?」と質問を頂くのこの場でお答えします。

社会人向けのディベート講座はあったのですがいくつか問題がありました。

大きく分けると3つ。

アカデミックディベートとは?

リサーチ前提のディベートとは、事前にテーマが与えられて、試合当日までにそのテーマについて全ての議論をシミュレーションをしてリサーチをして挑む学術ディベートです。いわゆる、アカデミックディベートですね。

ディベートはリサーチが9割といわれていますが、これは学術ディベートのスタイルです。いわゆるアカデミックディベートですね。

リサーチとは?

通称「プレパ!」

プレパとは、英語のPrepareの意です。

  • アカデミックディベートの試合に特化したリサーチ方法
  • アカデミックディベートに特化した資料の作成方法
  • アカデミックディベートに特化した話し方・言い回し

を繰り返し行います。はじめてのアカデミックディベートで皆さんが学ぶのは、翌日から使える技術ではなく、数か月後のディベートの試合で勝つためのテクニックです。

アカデミックディベート(学術)の問題点

アカデミックディベートは、非常に素晴らしいスタイルのひとつなのです。しかし、ディベートのスタイルに慣れるまでが大変です。ディベートマシンになるぐらいの勢いで取り組む必要があります。

私も、大学時代はディベートマシンになっていました。

<こんな方にお勧め>

心の底からディベートを愛していて、ディベートの大会で活躍したくて、ライフイズディベートの状態になっている人。実際はこのような方は大勢います。

社会人はアカデミックディベートをする時間があるか?

私はありませんでした。社会人になってからもアカデミックディベートの講座を開催しましたが、パートナーからギブアップ宣言を頂きました。

そして、挙句の果て、「これってする意味があるんですか?」といわれる始末・・・。

  • アカデミックディベートの試合に特化したリサーチ方法
  • アカデミックディベートに特化した資料の作成方法
  • アカデミックディベートに特化した話し方・言い回し

を覚える必要は、「確かにないですね。」と素直に認めました。

そんな中、新しく作ったのが即興ディベートでした。

実践できる講師がいない・・・

これがいちばんの問題。学生の頃はディベート部に所属をしていて社会人になってからディベートの講師として活動をしている方がいますが、そんな講師のほとんどが選手としてディベートができなくなっています。

こんな状態です。

  • プログラミングができないのに、なぜかプログラミングの先生をしている
  • 文章が書けないのに、なぜかライティングの先生をしている
  • 財務諸表を読めないのに会計コンサルと名乗っている

こんな常識がまかり通るところに疑問を持っていました。

私も、アカデミックディベートそのものは好きですけれど、もう何年もしていないためスキルはだいぶなまっています。人様からお金を頂いて教える資格はないですね。

だから、アカデミックディベートの講師から即興ディベートの講師へ華麗なる転身をしました。

*備考:もしかしたら実際にご自分でディベートの試合を見せられる実践型の講師はいるのかもしれません。あくまで大学の頃から3ケタ以上のジャッジや講師に出会いましたが、ご自身で試合をされていた方は方指で数えられます。

参加料が高い

これはアカデミック、即興に関わらずディベート講座全体の問題ですね。2014年ごろのディベート講座の相場は、だいたい30,000円~100,000円でした。

必ずしも高いことが悪いことではありません。ディベート講師も生活がかかっていますからね。また、価格に見合う価値がある講座ならどんなに高くしてもよいと今は考えられるようになりました。

価格に見合うなら・・・ですけれど。

【質問】ディベートができなけれどディベートを教えるってどうなの?

このような記事を書いているためか、同業者の講師の方からはこのようなことをよく言われます。

  • 私はディベートができませんが、人に教える資格はあるのでしょうか?
    木村さんはこういうを嫌うんですよね?
  • 会社の研修でディベートをしたいと思って、こちらの講座に参加をしました。どれぐらいできるようになればいいと思いますか?
  • 即興ディベートはすぐにできるようになれるものなのでしょうか?

と、このような質問をよく頂きます。そして、あえてこのような質問をしてくださる参加者様には感謝をしております。正直に打ち明けて下さりありがとうございました。

では、講師やコンサルタント、コーチの立場でお答えすると、、、

自分で【できない】ことは人に教えるべきではない

これはディベートでも、ホームページ制作でも、何らかのコンサルティングでも一緒です。自分ができていないことを無理して人に教えようとすると、必ずぼろが出ます。少なくとも、お客様はお金を頂くからにはあなたを厳しくジャッジしています。

この人はできるか?を判断している

「難しいことばかり言うけれど、あなたは、実際にできるんですか?」と質問されたときの答えを用意しておく必要はあるかと思います。

「いや、私は、教えるのが好きであって、実践はしないのだよ」といって、お客様が納得してくれるでしょうか?この点については事前に考えておいたほうが良いかと。

【できる】ことだけを教えるだけでOK

自分が実際にできることだけに集中するのがいちばんシンプルかと思います。逆に、変なブランディングをして自分を大きく魅せる必要もないかと思います。

料理教室に例えるとわかりやすいと思います。もしもあなたがカレーを作ることができるのなら、カレーの作り方を教えればよいのです。自分をすごく魅せたいがために、世界中の名シェフが唸る最高のカレー!なんて変なネーミングをつけるから、変なことになってしまうのです。

上手な言い回しでお客様を引き付けたいともくろんでいる講師、コンサル、コーチの方に出会いますが、お客様はそんなにバカじゃありませんよ。

浮世絵話をするよりも、あなたが本当にできることだけをキチンと教えるほうがお客様の満足度は高いですよ。

ディベートの講師について

ディベートに関して言うなら、「知っている」「実践したことがある」くらいで大丈夫です。先ほどとは矛盾しているかもしれませんが、そんなことはありません。

できる【フリ】をする必要はない

無理をしてできるフリをすると、必ずボロが出ます。ディベート講師の場合、そこら辺のぼろを煙に巻くのが得意ですが、それはやっぱりディベートの技術があってのことです。

別にディベートを始めたばかりでも、受講者様よりも「少し知っている」だけで、その「少し」を教えられるレベルにまでもっていけばよいのです。

そのほうが教わる側の満足度は高いはずです。

お手本ではなく見本でOK

完璧にできないからやらない!はNGです。たとえ完璧にできなくてもできないなりにやってみる!という姿勢が凄く大事です。国内のディベート講師のほとんどがディベートができないからやらない!できるふりをする!タイプが多いので、あえて「する」という決断をすれば、彼らよりも実践力は上なんですよね。

そして、生徒さんは、そんなあなたの姿勢を見て、自分もやってみようと思うわけです。特にディベート講座を開催すると、できなくても勇気をもってチャレンジをしようね!と人に教えることになるので、講師側がそれをしないのはやっぱりおかしいわけです。

そのうちできるようになる

これも不思議ですが、ディベートの場合、何度か試合をこなせば自然とできるようになります。いちばんよいモデルは、得意なテーマがひとつでもふたつでもできるようになること。

ひとつでもふたつでもパターンができると、他のテーマにも応用が利きます。

私の場合、楽天の英語公用語化でした。

ディベートのトレーニングも致します

インプロクリエイトでは、以下のサービスも行っております。大学の授業や会社の従業員研修にカスタマイズしたディベート講座の企画開発の支援です。

ディベート企画・開発コンサル

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です