コーチングとは何か?コンサルティングとは何か?2つの違い
インプロクリエイトでは、コーチングとコンサルティングのサービスを行っております。
「個人事業主の人って自分のことコンサルとか、コーチと名乗ってカッコよく見せようとするけれど、ぶっちゃけ何するのかわからないんだよねー」
とお考えの方はたくさんいるのでは?
私も、そのひとりです。
どんなサービスなのかわからなければ、ご不安だと思いますので、このページでは、
- コーチング/コンサルティングとは何か?
- どんなサービスを提供してくれるのか?
- そもそも受ける価値はあるのか?
など質問をよく頂きます。
一般的なコンサルティングとコーチングの定義とインプロクリエイトならではのコンサルティングとコーチングの中身について、事例を交えながら解説をしていきます。
コンサルティングとコーチングの違い
コンサルティングとは?
一言でいうなら、コンサルタントとは、自身の専門性を活かしてクライアントの課題を解決することです。
例えば、あなたにアイディアがあるとします。しかし、そのアイディアを事業化したいと考えるならば、お客様そのアイディアを伝えていく必要があります。そして、ネット上には、SNSやブログ、無料の紹介ページなど、様々な集客を支援するコンテンツがございます。
しかし、自分のサービスをお客様に伝えていくうえで、どんなコンテンツサービスが適しているのかは中々わからないもの。そんな時に、Webに精通しているコンサルタントに相談をすることで、何が必要なのか?どうすればよいのか?などWebに関するアドバイスを受けることができます。
従って、コンサルティングの意味とは、専門知識があるプロのアドバイザーだとお考え下さい。
コーチング・コーチとは?
では、最近よく耳にする「コーチ」「コーチング」についてです。コーチングとは、明確な定義こそないわけですが、Wikipediaでは以下のように定義されております。
コーチング(英:coaching)とは、促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態である
と、ぱっと聞いて???になると思いますが、相手の中から答えを引き出す形で行う、コンサルティング手法だと考えてください。
コンサルティングとコーチングを分けて考えている方は多いようですが、インプロクリエイトでは、コンサルティングとコーチングは切っても切り離せない相互補完的な関係だと考えております。
相手の中から答えを引き出すとは?
コーチングの前提はひとつです。答えは必ずクライアントの中にある。コーチは、クライアントの中にある「答え」を引き出すための支援者である。
コーチは、コンサルタント、講師、先生、アドバイザーのように、積極的にアドバイスを行いません。そもそも、クライアントのアイディアについて専門知識を持っていない場合が多く、専門家としてアドバイスができない背景があります。
その代わりに、クライアントが自ら自分の課題について考えて、答えを引き出せる環境を作ります。その方法こそが、傾聴・質問・承認です。
傾聴・質問・承認とは?
- 傾聴-クライアントの声や悩み、課題に耳を傾ける
- 質問-クライアントが求めている質問を投げかける
- 承認-クライアントの答えを受け入れる反応を示す
例えば、あなたには何らかのアイディアやそのアイディアを形にするための方法論がいくつかあるとします。そして、ご自分でもその方法について調べているとします。
ところが、色々と考えているうちに、「考えがまとまらなくなった」「課題が整理できない」「誰かに相談したい」とします。そんな時に役に立つのがコーチングというサービス。
あえてアドバイスをしない形でクライアントに向き合うからこそ、クライアントは、自分の課題について自ら考えることができ、そして自ら答えを引き出すことができるようになります。
コーチのお仕事は、クライアントのアイディアや言葉に対して積極的に頷くところにあいります。その結果、クライアントは自ら自分の課題に対して考える機会を設けて自然と解決する方向に向かっていけるようになる、というものです。
コーチは何もしないのか?
コーチは、アドバイスや助言を積極的にしないだけで、全く何もしないわけではありません。クライアントが自分の問題について向き合い、思考をめぐらしながら、答えにたどりつけるような支援をしております。
また、優秀なコーチほどクライアントが力を引き出せるように裏で色々と支援をしております。これは、先輩のコーチから学びました。
コーチングは役に立つのか?
結論からいうと、私はコーチングのサービスを活用しております。また、自身もコーチとして活動を行い、数名の方からお金を頂いております。
お金を払ってまでコーチングを受けたい理由とは
コンサルタントの方にコーチングの機能を求めているからです。色々と考えすぎてモヤモヤしたり、頭がパンクしそうなときに、コーチに相談をすると気づきが得られますね。
もちろん、お金は払っていますが、それは自分のために時間を使ってくれた時間の対価です。
コーチングの価値は感じてもらいづらい・・・
コーチングに関しては、コンサルティングのように「知識」や「技術」を提供するわけではないので、クライアントが「お金を払ってでも、この人に相談にのってもらいたい、自分の考えを聴いてもらいたい」と思わなければ、ビジネスとして成立しないのが難しいところ。
最近だと、コーチとしてひとり事業をしている方にたくさんお会いしますが、クライアントが獲得できずに悩んでいますね。中には、「クライアントを支援している暇がないよー」とか。。。
なお、知人がコーチをはじめてバブリーだから、私もコーチの仕事をしたい!と考えないほうがよいです。実際にやってみてわかりましたが、コーチのお仕事は飛び込み営業をするようなものです。
コーチングとコンサルティングを採用した理由
私が、コーチングを取り入れた理由は、お客様のホームページを制作するためにコーチングが必要だと判断したからですね。お客様のアイディアや考えを引き出す手段としてコーチングがどうしても必要になりました。
コーチングの機能
インプロクリエイトでは、お客様と一緒にホームページを創り、育てていくことを何よりも大事にしております。そのため、ホームページを作る企画の段階で何のためにホームページを作るのかを?を明確にする作業が必要なんです。
- ホームページを制作して何を実現したいか?
- SNSや無料ブログでは、そのサービスはできないのか?
- 強力なライバルいると仮定して、どのように戦うか?
- あなたの本当の強み(差別化のポイント)は何か?
- 数ある情報の中であなたが本当に伝えたいことは?
- その結果、お客様に求める行動は何か?
- そもそも、本当のお客様は誰か?
と、ホームページを作るにしても、事前に色々と考えなければならないことがあります。ホームページ制作の場合、無料ブログやSNSとは異なり、ドメイン代やサーバー代などお金がかかるため、安易に始めることは尾進めておりません。
その部分はコーチングを活用して、お客様の考えや本当の声を引き出すようにしております。