ディベートで学べるマクロな論理とミクロな論理
ディベートを学ぶと様々な議論のテクニック・・・それに加えて、意味不明な専門用語をたくさん覚えることになります。アカデミックディベートを経験者にあるあるですね。さて、そんな難しいディベートはやめて、即興ディベートワークショップでは、本当にディベート未経験者の方が取り組みやすいように色々と工夫を重ねてみました。
それが、この記事でお伝えするマクロなロジックとミクロなロジックです。
マクロなロジックとミクロなロジックとは
- マクロな論理-メリット&デメリット方式
是非(する・しない)のお題を用意して、それを実行することによるメリット・デメリットを用意して、両者を比較する。ひとつ上の視点から、どちらの方がより望ましいかを判断するツール
→メリットとデメリットを3つのシナリオに落としこみ、ストーリー仕立てでプレゼンをする- ミクロな論理-根拠、主張、論拠の法則
主張(意見)を述べたら、それを裏付ける根拠を用意する。更に、論拠についても考える。論拠とは、根拠が主張を支えている理由付け。価値感、前提、考え方、思考等に換言できる
→ABC理論の応用:Activating Case→出来事:Belief→考え方・解釈:Conclusion→結論
マクロなロジック-メリット&デメリット方式
マクロなロジックは、テーマを実行することによるメリットとデメリットを導き出す方法です。ディベートでは、このメリットとデメリットの組み立て方について学びます。
ミクロなロジック-根拠→主張→論拠に分けて考える
ディベートの論理は、いかなる主張に対して必ず根拠がある、と覚えてください。逆に、根拠がない主張は意味がない、ということです。
■1.根拠、主張、論拠の意味
- 根拠とは?
- あなたの主張を裏付ける事実や出来事
- 主張とは?
- あなたがいちばん言いたいこと
- 論拠とは?
- 根拠が主張を支えている理由
実際に問題を出してみます。一緒に考えていきましょう。